「第21回DIA日本年会2024」にて、データック代表・二宮英樹が講演
2024年10月29日(火)、製薬・医療機器業界や規制当局、医療機関、アカデミアなどの専門家が一堂に会する「第21回DIA日本年会2024」において、データック代表の二宮英樹が講演を行いました。
DIA日本年会は医薬品開発に関する最新の知見を共有し、業界の持続的発展を目指す場です。今年度も開発効率の向上、安全性の確保、デジタルヘルスケアの進展に関する最新動向や課題について、多彩な議論が行われました。
二宮は「インパクト可視化への挑戦!ヘルスケア産業の患者アウトカム改善戦略」というセッションに登壇し、製薬企業のメディカル・アフェアーズ(Medical Affairs: MA)が患者アウトカムにもたらす影響を可視化する取り組みについて発表しました。MAはメディカル戦略の策定やアンメットメディカルニーズ(未解決の医療ニーズ)への対応などを通じて、最適な医療を提供する活動を行っています。
このセッションの冒頭では、患者アウトカム向上に貢献するフレームワーク「The Medical Impact Model*1」などが紹介されました。
二宮は医薬品業界におけるリアルワールドデータ(RWD)・リアルワールドエビデンス(RWE)の専門家として、「徹底整理!患者医療アウトカムが得られる情報ソース・データベースの特徴」というテーマで、以下の要点について解説しました。
- 医療価値の多様化と前向き研究に限定されないアウトカム評価の重要性
- 日本で利用可能なデータベースの現状と展望
- 目的に応じたデータベース選択の最適化
- データベース利用時の留意点やリスク
データックは引き続き、RWD/DB研究に基づく知識を業界へ発信することで、ヘルスケア産業の発展と患者アウトカム向上に貢献してまいります。