公衆衛生勉強会「第10回KAKEHASHI」開催決定
株式会社データック(東京都千代田区、代表取締役兼医師 :二宮 英樹、以下:データック)は、当社協賛の公衆衛生勉強会「KAKEHASHI」第10回の開催が決定しましたことをお知らせいたします。
第10回は2024年12月12日(木) 12:00より、相田 潤 先生(東京科学大学大学院医歯学総合研究科 歯科公衆衛生学分野 教授)をお招きし「ポピュレーションアプローチは格差を拡大するって本当なの?理論の変遷と近年の保健政策より」というテーマでご講演いただきます。
KAKEHASHIは日本のSPH(公衆衛生大学院)に在籍する学生や医療系学生、公衆衛生や疫学に関わる研究者等を対象にした勉強会です。エビデンスを効果的に社会実装するための方法や戦略を学ぶ機会を提供するほか、公衆衛生に携わる研究者や学生などの横のつながりを強化することも目的としています。
【相田 潤 先生プロフィール】
2003年北海道大学歯学部卒業、04年国立保健医療科学院専門課程修了、07年北海道大学大学院歯学研究科博士課程修了。07年東北大学大学院歯学研究科助教、10年University College London客員研究員、11年東北大学大学院歯学研究科准教授、12年~19年宮城県保健福祉部参与(歯科医療保健政策担当)兼務、14年東北大学大学院歯学研究科臨床疫学統計支援室室長兼任、20年~21年東北大学大学院歯学研究科歯学イノベーションリエゾンセンター地域展開部門教授(クロスアポイントメント)、20年より現職。専門分野は公衆衛生学と社会疫学。現在、歯科疾患の健康格差、口腔と全身の健康の研究、ソーシャル・キャピタルや東日本大震災の健康影響などの研究に従事。
【開催概要】
- 日時:2024年12月12日(木) 12:00〜13:00
- 場所:オンライン(zoom)
- 講師:相田 潤 先生(東京科学大学大学院 医歯学総合研究科 歯科公衆衛生学分野教授)
- 座長:木野 志保 先生( 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 健康推進歯学分野 教授)
- 講演タイトル:ポピュレーションアプローチは格差を拡大するって本当なの?理論の変遷と近年の保健政策より
- 講演会費:無料
- 定員:500名様
- お申込締切:12月10日(火) 17:00
※定員に達した時点で受付を終了いたします。
【KAKEHASHIについて】
公衆衛生の実践には、エビデンスの創出だけでなく、政策などの社会実装に繋げることが重要です。しかし、その手法について系統的な教育を受ける機会はSPH・MPHなどの教育機関でも限られており、学生や若手研究者にとって悩みの種です。
そこで、SPH・MPH在籍者、公衆衛生・疫学のエビデンス創出~社会実装に携わる若手研究者等を対象に、エビデンスの社会実装に寄与する勉強会を実施することといたしました。この勉強会では、実際にエビデンスの社会実装を行った講師をお呼びし、インタラクティブなセッションを通して、研究成果を社会実装につなげる方法について考える機会を提供いたします。
本勉強会は臨床疫学や公衆衛生分野の若手研究者や研究の社会実装に関心のある方、医療系学生や研究者のキャリアを考えている方などを対象としており、株式会社データックは協賛として企画・運営を行っております。
【勉強会名「KAKEHASHI」の由来】
- 「医学の知」と社会をつなぐ
- 先人と若手をつなぐ
- 若手同士ををつなぐ
【株式会社データックについて】
代表・二宮が病院に勤務していたとき、医療の質がばらばらであることを目の当たりにし、強い危機感を抱いたと言います。同じ患者さんでも、たまたま受診した医療機関や医師によって診断や治療が全く異なるケースは少なくありません。
こうしたアンフェアな現状を解決するため活用し始めたのが、実際の臨床現場で得られる情報に基づいた「リアルワールドデータ(RWD)」です。RWDを適切に扱うことで医学の知の創出を加速し、医療に貢献することを目指して、2018年に株式会社データックを創業しました。
【会社概要】
会社名:株式会社データック
所在地:東京都千代田区飯田橋1丁目8-9-707
代表取締役:二宮 英樹
設立:2018年8月13日
事業内容:リアルワールドデータ解析、その他関連事業
公式企業サイト:https://datack.jp/
KAKEHASHI:https://21737892.hs-sites.com/kakehashi/