【CSR活動報告】公衆衛生勉強会「KAKEHASHI」、第8回を開催

株式会社データック(東京都千代田区、代表取締役兼医師 :二宮 英樹、以下:データック)は、2024年9月10日(火)に公衆衛生勉強会「KAKEHASHI」第8回を開催しましたことをご報告いたします。

 

今回の勉強会では、筑波大学 医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野の田宮 菜奈子 先生をお招きし、「ヘルスサービスリサーチ全ライフコース・全診療科そして地域を俯瞰する必要性」というテーマでご講演いただきました。

 

【開催概要】

  • 日時:  2024910()

  • 場所: オンライン(zoom)

  • テーマ: 「ヘルスサービスリサーチ全ライフコース・全診療科そして地域を俯瞰する必要性

  • 講師:田宮 菜奈子 先生(筑波大学 医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野教授)

 

田宮先生は、公衆衛生の施策がすべての国民に公平に提供される重要性を強調し、エビデンスの社会実装においては「行政へのアプローチ」「事業への貢献」「現場での直接的な貢献」という3つの軸が必要であると述べられました。

 

また、田宮先生は豊富な論文実績を基盤に、多角的な視点から知見を発信し続けており、ご自身のキャリアにおいても多くの困難を乗り越えられてきたことが講演からも伝わりました。公衆衛生に携わる参加者たちは、田宮先生のご講演に大いに感銘を受けた様子でした。

 

【参加者の声】

医学生として公衆衛生と臨床診療の双方に興味がある中でどのようなキャリアプランを描くか迷っていましたが、「データだけを見ていてはだめだ」との先生のご発言、これまでのキャリア、先生が指導される学生の御所属から、私のなかで少し答えが見えてきた気がします。貴重なご講演をありがとうございました。

 

田宮先生のご講義、大変すばらしく感動しました。お若いときから社会実装を考えて行動され奮闘されてきたことが窺われました。先生が関わられているどの研究テーマも社会の健康に寄与するものと思われ、機会があれば深堀りしてお話しいただきたいものばかりでした。

(一部文面を整えております)

 

最後に、第8回KAKEHASHIにご参加いただいた皆様、そして開催にご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。株式会社データックは、今後も「KAKEHASHI」等の活動を通じて、公衆衛生の知見を広めるための活動を続けてまいります。

次回KAKEHASHI(第9回)は20241018()の開催を予定しております。

 

第9回KAKEHASHI詳細はこちら

 


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