– AI Usage Policy –
AIの利用に関する基本方針
当社は、AI(生成AIを含む)の積極的かつ適切な活用を推進するため、AIの利用に関する基本方針(以下、本方針とする)を定めます。
本方針の目的は、顧客情報の保護、研究成果の品質・科学的妥当性の確保、顧客および研究公表時の透明性を担保しながら、業務の生産性と品質を向上させることです。
本方針における基本的な考え方を以下に示します。
科学的判断と責任は、専門家が担います
研究デザインの妥当性、因果の解釈、結果の評価、最終的な採否などの判断はAIに委ねず、当社の専門家が行います。AIの出力には、誤りや偏り、根拠を欠く推測が含まれ得ます。この特性を前提に、AIは結論を導く主体ではなく専門家の検討を補う手段として用い、見落としや誤りの確認にも役立てます。出力は根拠に照らして人が吟味し、研究の各段階で専門家の確認を経たうえで、その指摘の採否は人が判断します。成果物に対する責任は当社が負い、AIの出力であることは責任を免れる理由になりません。当社の専門家は、AIの出力を採用した根拠を自ら説明できる状態を保ちます。
情報は、機密性に応じて慎重に扱います
AIに入力する情報は、機密性に応じて区分し、区分ごとに可否と条件を定めて管理します。個人の特定につながり得るデータ、および契約上外部サービスへの入力が認められていない資料は、当社の基準として、AIサービスに入力しません。顧客の機密情報を含む資料は、契約および社内規程で許容されていることを確認したうえで扱います。AIサービスの利用に先立ち、また案件や入力する情報が変わるたびに、契約・社内規程上の制限を確認し、制限がある場合、または確認できない場合は、利用を見合わせます。
公表先の方針を踏まえ、透明性を重んじます
学術誌や学会のAI利用に関する方針は、団体ごとに異なり、現在も改定が続いています。成果物を公表する際は、公表先の最新の方針・要件に従い、開示が求められる場合は、その要件に沿って開示します。顧客との契約にAI利用に関する定めがある場合も同様です。当社は透明性を、AIの用い方と責任の所在を必要な相手に説明できることと捉えます。そのため、AI利用の考え方を本方針として公表するとともに、その考え方と管理方法について、契約および守秘義務の範囲内で説明できる状態を維持します。
運用と見直し
本方針に基づく具体的な運用は、社内規程およびガイドラインで定めます。本方針は、技術の進展、関連する法令・指針、学術界の動向を踏まえ、必要に応じて見直します。
2026年11月01日
株式会社データック
代表取締役 二宮 英樹


