【CSR活動報告】公衆衛生勉強会「第12回KAKEHASHI」開催
株式会社データック(東京都千代田区、代表取締役兼医師 :二宮 英樹、以下:データック)は、2025年4月2日(水)に公衆衛生勉強会「第12回KAKEHASHI」を開催しましたことをご報告いたします。
今回の勉強会では、理化学研究所 数理想像研究センター 医科学データ駆動数理チーム チームディレクター/千葉大学大学院 医学研究院 人工知能(AI)医学 教授の川上 英良 先生をお招きし、「越境するサイエンス〜AI・機械学習を用いた医科学研究の現状と未来」というテーマでご講演いただきました。
【開催概要】
- 日時: 2025年4月2日(水) 12:00〜13:00
- 場所: オンライン(Zoom)
- テーマ: 「越境するサイエンス〜AI・機械学習を用いた医科学研究の現状と未来」
- 講師: 川上 英良 先生(理化学研究所 数理想像研究センター 医科学データ駆動数理チーム チームディレクター/千葉大学大学院 医学研究院 人工知能(AI)医学 教授)
この度のご講演では川上先生より、世界各国における精密・個別化医療の進展や、AIの疾患研究・医療応用に関する展望についてご解説いただきました。 AIや医学のこれまでの発展を踏まえた上で、「異なる分野の知識や専門性をつなぐ“架け橋”となる研究によって、新たな挑戦のハードルが下がる。また、各分野の常識にとらわれないアイデアを形にできるようになるため、“越境するサイエンス”が重要である」とのご意見もいただきました。
【参加者の声】
“ヘルスケアや医療の分野にもAIを活用したサービスが増えてきました。ただ、ヘルスケア、医療、AIの専門性なく、表層でサービス提供してしまうことがないように、川上先生の講義は多くの方に視聴してもらいたい内容かと思いました。私自身、AIは初学者であり、どのようにヘルスケアや医療に活用していくのかは学ぶところが多くありました。”
“ありがとうございました。 私は現場で市町のヘルスアップ事業や特定保健指導をしていますが、会社はレセプト点検をやっており、レセプトから疾病予防につなげる取り組みができたらと思っていましたので、先生のお話は興味深く聞かせていただきました。”
(一部文面を整えております)
最後に、第12回KAKEHASHIにご参加いただいた皆様、そして開催にご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。株式会社データックは、今後も「KAKEHASHI」等の活動を通じて、公衆衛生の知見を広めるための活動を続けてまいります。
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